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偉人のイメージを覆す その4

4、楠木正成                   『蟠竜昇天・楠木正成英雄伝』  楠木正成は、尊王攘夷の朱子学イデオロギーが吹き荒れる幕末期に大きくクローズアップされた。命を捨てて後醍醐天皇を守って命を捨てたゆえに「正成 […]

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偉人のイメージを覆す その3

3、足利直義                 『夢の中の問い・足利直義と太平記』 足利直義は足利尊氏の同母弟で、兄弟で協力して鎌倉幕府を打倒して室町幕府を建設した。しかし、後に尊氏と反目して戦うようになって最後には尊氏に […]

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偉人のイメージを覆す その2

2,宮沢賢治                   『塔建つるもの・宮沢賢治の信仰』 宮沢賢治は異次元の作家と言われるほど崇拝されて熱狂的な賛辞が贈られている。しかし逆に、その反発から辛辣な批判にもさらされて来た。初期には […]

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偉人のイメージを覆す その1

忍性                    『忍性の真実・極楽寺良観と戒律』 鎌倉時代の僧、忍性は癩者(ハンセン病患者)を背負って市を往復したとの崇高な伝説がある。鎌倉に来ても病院を作り、貧しい者たちに施しをした聖人とし […]

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偉人を教えた先生たち

妹尾義郎は第一高等学校(現在の東大教養部)に優秀な成績で入学したが、その時の校長は新渡戸稲造であった。新渡戸は、新入生が将来大成できるようにこれからの学生生活をどう送っていくべきか講義を行なっている。大きな希望を持っても […]

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偉人の意外な一面

信長には乞食を助けた逸話がある。乞食は「頑者」(かたわもの)というから身体障碍者であったろう。京へ行く街道の途次に居て、信長は通る度に気になっていたという。信長はその町の人々を集めて、「この二十反の木綿で小屋を建ててこの […]

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新視点の伝記とは?

最初に取り組んだのは啄木の伝記で、まずできる限りの啄木伝を集めて読んだ。啄木は当時青年に熱狂的に迎えられていた文豪・高山樗牛を読んで文学の道を志した、と書かれていたが、どういうところに感動したのか、ということはどの本も書 […]

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